丁寧に、手をかけて
ネモフィラという花をご存じでしょうか
北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)という草ですが、そこに小さな青い花を咲かせます
とくに有名なのは ひたち海浜公園で ここの「みはらしの丘」と呼ばれる丘が一面に青く染まるほどに咲くネモフィラは
まさしく絶景です、 この4月29日昭和の日、朝4時に起きて行ってきました
実は一昨年も同じ時期に行ってまして、この時の景色に魅了されて、自宅でも咲かせられないものかと種を植えてみました
ところがどうも元気がなくひょろひょろのモヤシのようになってしまい、何とか花が咲きましたがイメージとはかけ離れた
ものとなってしましました
そこで今回、ひたち海浜公園に伺った際、思い切って、花農家の方に相談しました
ここの「みはらしの丘」一面に咲かせるには、どうやっているかと聞くと
『11月に種を植え、堆肥を加え、少し芽が出てきたら間引きをして、霜が降りる様な冬になると園芸用の霜よけカバー
(小ビニールハウス)をかけ、春シートを外すと草取りをし...やっと、このゴールデンウィークに花が咲く』とのこと
この広い丘に見事に咲いている様子しか知らないので「パーッと種をまけば花が咲くものだ」と思ってたら、とんでもない
「冬も見に来てください、白い霜よけカバーが雪のようにも見えますよ」と言われました
そんな苦労を知らずに見ていたので、自宅でも簡単に咲くものだと思っていたのは、実にお恥ずかしい限りです
いやはや、手をかけて丁寧に仕事をした結果、花が咲くんですよね
何事も、どの仕事も同じですね
代表取締役 辻